(※写真はイメージです/PIXTA)

データを使って投資戦略の有効性を確認し、でき上がったプログラム=botを、仮想通貨取引所のシステムに載せて自動で運用させる……。仮想通貨で日給300万円もの稼ぎを生み出しているrichmanbtc(リッチマンビーティーシー)氏。本記事では、「試行錯誤の日々」そして「稼げるようになった理由」を、赤裸々に明かしていく。

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資金が尽きたら終了…投資戦略の検証を繰り返す日々

■仮想通貨で勝てる投資戦略を探す

 

株式は証券取引所で売買が行われていて、投資家は証券会社を通じて注文を出します。「PTS」(私設取引システム)のように証券会社が顧客同士の注文を合致させる取引の仕組みもありますが、基本的には証券取引所で価格が形成されます。

 

他方、仮想通貨の場合は証券取引所に相当する場所はなく、私設取引所のPTSで取引されています。私は2018年に〝お遊び程度〟に仮想通貨を買ってみたことがあり、その時に開設した口座が残っていました。そこでこの口座を使ってビットコインの取引をすることにしたのですが、肝心の投資戦略がなければ何も始められません。

 

3月半ばから約1カ月半、来る日も来る日も、考えつく限りのストラテジーを機械学習にかけ続けました。ある投資戦略を思い付いたら、特徴量やパラメーターを少しずつ変えたバージョンを幾つも作り、過去の価格データを基に〝このストラテジーで投資していたら儲かったか否か〟を検証していきます。

 

プログラムの構造自体はそれほど複雑ではないのですが、計算量が膨大なので結果が出るまでには時間がかかります。パソコンの能力にも拠りますが、1つのバージョンにつき約2時間。結果が出るのを待つ間に別バージョンを作ったり、新しい投資戦略を探すのです。

 

どれだけ時間をかければ、幾つの投資戦略を検証すれば、それが見つかるかは誰にもわかりません。100時間やって見つからなかったものが、101時間目に見つかるかもしれません。あるいは500時間やっても見つからないままかもしれません。

 

botter開始時の手元資金は、約100万円でした。これを使い切るまでが勝負です。

 

その資金は投資だけに費やせるものではなく、生活費でも減っていきます。このままでは、半年も持たないことは明らかでした。

 

まずは1カ月に最低20万円を〝確実かつ安定的に〟稼げるストラテジーを何としても、かつできるだけ早く、見つけ出さなくてはならなかったのです。1日16時間、1カ月で300ほどの投資戦略を試行しました。睡眠もパソコンが計算している時間中に取って、終わったら次の投資戦略を検証にかけてまた寝る、という細切れになりました。

 

好きな時間に好きなだけ眠ることがQOLの大部分を占めていた自分ですが、この時はストラテジーの開発に夢中になっていたのでとくに〝頑張っている〟という感じでもなかったです。

 

就寝前に機械学習にかけた計算結果を見るのが楽しみで、毎朝すぐに起きました。ただ、途中で飽きずに継続できたのは、お金が必要だったからだと思います。株の自動売買を試していた時は、稼ぐところまで行かずに飽きてしまっていたので。

 

もし、この時にお金が十分にあったら、もっとのんびりやっていたかもしれません。

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本記事は書籍『日給300万円のSS級トレーダーが明かす botterのリアル』(幻冬舎MC)より一部を抜粋、再編集したものです。

日給300万円のSS級トレーダーが明かす botterのリアル

日給300万円のSS級トレーダーが明かす botterのリアル

richmanbtc(リッチマンビーティーシー)

幻冬舎MC

「botter(ボッター)」になれば、月収1億も夢ではない。 過去の価格データをコンピュータに読み込ませ、AIによる機械学習で〝勝てる投資戦略〟を探し出す。それに基づいて発注するプログラム〝bot〟を作り、仮想通貨の取引…

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