著者紹介

水島 宏明

法政大学社会学部教授
上智大学文学部新聞学科教授(報道論)

1957年生まれ。東京大学法学部卒。
札幌テレビで生活保護の矛盾を突くドキュメンタリー「母さんが死んだ」や准看護婦制度の問題点を問う「天使の矛盾」を制作。ロンドン、ベルリン特派員を歴任。
日本テレビで「NNNドキュメント」ディレクターと「ズームイン!」解説キャスターを兼務。「ネットカフェ難民」の名づけ親として貧困問題や環境・原子力のドキュメンタリーを制作。芸術選奨・文部科学大臣賞受賞。

書籍

メディアは「貧困」をどう伝えたか

『メディアは「貧困」をどう伝えたか』

水島 宏明

様々なメディアは、本当に「貧困」の実相を報道しているのか? 実際に「貧困報道」はどう伝えられてきたか。また、貧困を可視化し、社会問題を明らかにするという、メディアの役割を果たせていたかどうか。報道の変遷を詳細に分析し、問う。そして、支援活動の当事者やその活動を伝えるジャーナリストらの証言を通して、取材した者から見た実際の「貧困」の様から何が見えるのか、解説する。 「ネットカフェ難民」「派遣村」「コロナ貧困」などの現場を取材してきた著者が、高度成長期以降の日本社会に巣くう病理に迫る!

書籍紹介

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